楽器を掻き鳴らし掻き鳴らし

格好悪いだって？それならお前らに何の格好良いことが出来るんだって言うんだい？俺らはやってやったぜ、お前らには出来ないようなことをさ。


甘ったるいミルクティーを飲んで、行く場所も無く机へと向かう。これが受験生である、等と少々自慢げになってプリントを漁る。いやはや受験生であるのか…物理も化学も毎日課題、地理は即日課題だしいよいよ本格的になってきたなぁとぼやく、課題を前にして。
合宿…まさかのお声が掛かった、特進クラスを蹴り続けた俺であるのだからあまり好きじゃないというのは言わずもがな、しかし悪くはないだろう。何かワクワクするような感覚、むしろexcitedって言う感じ。ただ単に吹奏楽の合宿が無くなったから合宿したいだけだったり笑。自分は最低な人間だと思うね、笑っていられないか。…受験生だもの笑。

今後一切、受験生ということを理由に逃げることを決してしないということをここに誓います。
コンクールまで部活ではあくまでも部活生であるし、家ではずっと河野家の次男坊であります。
こうやって徐々に縛っていこう。今度はゲームを棄てなければ。