１時

こんなに静かに眠りにつこうとする夜も大変久しい、電気を消して寝ること自体が最近ではできていなかったからな。スズムシが鳴くひんやりとした夜、辺りは真っ暗、ドアーズが、ジミヘンが、レディオヘッドが次々と流れそろそろ眠たくもなってきた。明日は授業が午前で終わり良い一日となりそう、心残りは先週の金曜に課題を持ち帰り忘れたことだな、結局物理は溜めに溜めてしまったようだ。。先生に合わせる顔がない。

さー寝よう、明日よ絶対に来てくれ！

ああ、きっと

ほぉ、初めて経験したよ。腹が、臓器がぐちゃぐちゃになって出てきそうな思いを。心拍数は通常の３倍くらい、心臓には針が刺さったみたい。面白いくらいだよ、でも笑えないんだ、セルを前にしたベジータのようにさ。

ああお前らにはわからねぇだろうよ、俺にもわからねぇ。人が二人いるだけで今にも衝突しそうだっていうのによ、世界が平和なわけがない。さぁ、俺が『安泰』を選ぶのか『冒険』を選ぶのか…そろそろ決めなければならない時が近づいている、いづれにせよやることは同じ。いつやったって同じことなんだ。

朝を迎えてしまった。「今日」に色はなく、感情も何もない。俺はいくらかの不甲斐無さや後悔と少々の怒り、あとのほとんどがあきらめである。なんて非力、俺にはベッドの柵を壊せる力すらないんだ。そうやって自分を傷つけることしかできない、痛みを感じることしか。蚊に刺された時に痒さのあまりに自分の皮膚を叩いてしまうのは、「痒い」ということよりも「痛い」ということの方がマシだからだそうだ、教えてもらった。今はまさにそうだ、わけのわからぬ精神の痛みより、硬い木を殴る手の痛みの方が何十倍も何百倍も楽なもんだ。ましてや寝坊、そりゃ死にたくなりもするよ、俺は死なないけどさ笑。

ああい

音を立てて崩れていく…そんな気がしてならない。謎めいて謎めいて、自分ですら何を言いたいのかもわからない。そんなことよりも３時間しか寝てない、お別れしてから４時間も経ってから寝たからだ。あーあんまり夜更かしは得意じゃないのに…今日もまた学校で寝ればいいか。そうしよう。

週末までもう少し！

スペシャル

昨日のことはよく覚えてはいないが、すごく感動したんだ。ああ、こういうのでやっぱり自分は何か大切なものを欠いているんだなぁと気付かされる。うん、なんだかわからないんだけど泣いてしまったんだ。自分でもおかしくなる。

物理ももうじき終わる、次は昼飯だ。午後は数学だらけ、もうなんでもいいや、あー無気力。無気力は強く、無気力に勝てるものはない、…感動以外はね。

ホワイトボードが見えない。

あめ

女ごときに登校拒否になるなんてバカバカしいが、誰もがなりかねない。あーもうどうでもよくなってくるんだ、きっとなる。世界なんて終わっちまえだとか、お前なんて死んじまえだとか思うし、俺はただ海辺か、川辺でねっころがっていたいだけになる。
そうなのだから…とはなるがやはり考えていることが彼とは掛け離れているから俺には無理である。ああうらやましい、なんて馬鹿なんだ俺は、勉強なんてどうでもいい。だけど何なんだろう、どうして世にはこんなにも人間がいるのだろう、繁殖しすぎだ。

やり始めたからには責任を持たなければ、そう簡単に辞められるものではない、何事も、生きることからちょっとしたことまで。俺には勇気がない、いろいろと俺なりに考えてはいるがそれが一番いい方法なのかもわからないし、そうだとしても本当に勇気がない、勇気がないと言えば聞こえはいいが、端的に言ってしまえば優柔不断なだけである。ああ、自分から追い込んでおいて、

でも無理だと妥協したらそれで終わりか。改善するのはそっち方面だ、なんで遠回しに言っているんだろう、、怖いのか。ああわからない、これいつ書いた文章だろうか。

俺は疲れたぞ、早く帰ってワンピースを読みたい笑。