アッラーの定理、すなわちＫＨＴ

長い土日だった。土曜の午前０時、左頬に違和感を覚えたと同時に頬は腫れ上がり、朝一番で病院に直行。学校には遅刻をし、化学を２時間程受ければお昼。木下君とは久々に話をして、その後は長い長い部活。それも終えてマクドで勉強をし、趣旨のわからない打ち上げで締め。バスを追い掛け夜中の国道を全力疾走、おかげで寝てたら夜中に足をつって目覚めてしまった笑。今日は今日で部活が朝からずっとあり、夕方はいつも通り。帰って晩御飯は父の日というわけでご馳走、少し親孝行をして今ようやくのんびりとしている。
休日の方がよっぽど疲れる、ただ楽しいからまだ平日よりも楽なのだろう。しかしこんな思いを抱く日々もいよいよ一月を切りそうな勢いだ。カウントダウンを始めてからはや１ヶ月が経ったなんて信じられない、あれから何か変わったのだろうか、それが不安でならない。あの日が刻々と迫って来るのは、まるで死を待つように怖い。そんなもの待ったことなんてもちろんないけどさ、そんな気分なんだよ。何となくわかってくれ、ものすごい焦燥感とわずかな悲嘆を。

このまま寝てしまいそうだ、悪くない。

楽器を掻き鳴らし掻き鳴らし

格好悪いだって？それならお前らに何の格好良いことが出来るんだって言うんだい？俺らはやってやったぜ、お前らには出来ないようなことをさ。


甘ったるいミルクティーを飲んで、行く場所も無く机へと向かう。これが受験生である、等と少々自慢げになってプリントを漁る。いやはや受験生であるのか…物理も化学も毎日課題、地理は即日課題だしいよいよ本格的になってきたなぁとぼやく、課題を前にして。
合宿…まさかのお声が掛かった、特進クラスを蹴り続けた俺であるのだからあまり好きじゃないというのは言わずもがな、しかし悪くはないだろう。何かワクワクするような感覚、むしろexcitedって言う感じ。ただ単に吹奏楽の合宿が無くなったから合宿したいだけだったり笑。自分は最低な人間だと思うね、笑っていられないか。…受験生だもの笑。

今後一切、受験生ということを理由に逃げることを決してしないということをここに誓います。
コンクールまで部活ではあくまでも部活生であるし、家ではずっと河野家の次男坊であります。
こうやって徐々に縛っていこう。今度はゲームを棄てなければ。

日曜の午後どこか遠くへ行きたい

あと４０日。一昨日の晩は久々に、すごく久々に死の恐怖の波が押し寄せて来た。生きていると実感することは必ず死ぬのだということを意味している、このことほど恐いものがこの世に存在するだろうか。

残りの４０日の間に土日はあと５回、そんな風に数えるとかえって逆効果だね、時間がないのが表立ってくる。昨日は他の学校を見て思ったことが多い、自分は世界がすごく狭かったのだなということがもっとも悔しい。何も考えずに１８だよ、意識してなきゃ僕ら人間は年だけをとる生き物になってしまうのではないだろうか。


King Crimson/Cadence and Cascade

フルートがいい。何よりも。

以下のイカ

走った、何か自分のなかで満たされてしまった。意外にも得るものも得たのだ、走ってよかったとまでも思った。
しかし代償は大きくて、両足は極度の筋肉痛、３歩歩けばもうダウンさ。運動不足はいけないな、と事あるごとに言っている気がする笑。

今日は吹フェスだ。

さ、な、めり、と言っただけで

空は晴れ渡っている、今日は今から体育祭の練習。暑い一日になりそうだな、リレーはこけないようにしなきゃ、もはや自分のために走るんだ。一年間で０．５秒も遅くなったのは何故だかわからない。そんなことはないはずだと信じたいものだ…、っと敗北を恐れているのだということは自分がもっとも解っている。

ハルヤ氏の腕時計のアラームも無事鳴ったことだし、教師はロボットではなく副担任だから２限は比較的楽になった。涼しい風を感じて、イメトレをしている。


ゆらゆら帝国/パーティーはやらない