うたた寝と退屈

僕は後方からの吐息にやられてしまいそうで、もうそれだけでよかった。昨日はそれで生きてきたようなもの。～が欲しいとか、～をしたいとか言う欲望ももはやどうでもよい。
今日はなんとか行けそうな気がする、もうすぐお昼ご飯だ。午後は短縮、部活もあるし良い気分。

清ちゃんの気持ち

眠たい。いつまでも寝ていたいんだけど、そうはさせてくれない。早く部活がしたい、楽しいことは部活と睡眠とバンドだけ、早く部活がしたい、早く帰りたい。何もかもが面倒で、誰とも話したくないや。どうにか切り抜けなきゃ。

心は上の空で、変なことしか考えてない。まさに彼の気持ち。ぼんやりしている。

あんただっけ？

うっすいコーヒーを飲みながら、後輩からの気持ちをありがたくいただく。まぁ坊が買ってきてくれた東京のラスク本当には味がない、一度購買に売ってるやつを食べさせてあげなければな笑。

起きている意味も無くなったので俺もぼちぼち寝るとしよう。それにしても楽しかったなぁ、こんなことももうないのかと思うと、卒業式は悲しい。でもきっと寝てる、明日は我が身だと思いながら。

ワレメ

さぁ今夜は徹夜だ！
一年前の卒業式を思い出すなぁ、いや本当に楽しかったんだあの時は。翌日から学校だろうがなんだろうが関係ない、今夜は眠たくても眠れないんだぜ！

逆立ちの君

特有の虚無感、または脱力感に襲われて後悔しているまさにその感じ。もう21時を裕に回っている、結局何もしていない今日一日。起きてご飯を食べて部活行って帰ってご飯を食べてぼーっとしていたら今これだ。ちょっと逃避し過ぎているという実感はあるが、どうにかしようとかいう気分は生まれない。

明日は卒業式でいよいよ僕らの１つ上の人達は皆一斉にあの学校からいなくなる。僕には勉強が必要なのだということをまた僕は思い知らされるのであろう、それも隠喩的に。
今日は後輩の森内君と良く話した、卒業式の準備や練習が終わって、もう一年が経とうとしているという話を体育館の２階でした。来年は僕はそこにはいないのかとしみじみ思った、高校生活の３分の２が終わろうとしている今、来年なんて明日のようにやってきそうである。そんなものかなとも思った、やはりそんなものである。きっとこの先も思うだろう、その先も、またその先も思うだろう。そして死ぬ時、僕の人生はこんなにも短かったんだなぁ等と最期にふと思わずにしても感じるだろう。（想像だけど、何だかこれには自信がある。）そう考えると僕はこんなことをしている場合ではないのだと気付かされる、もっと何か今しかできないことはないかと考える。そう、死ぬのは明日かも知れないのだから。

だからお風呂に入ろう。今日は楽しかったぜ。


ブランキー・ジェット・シティ/ガソリンの揺れかた